親名義の家をリフォームするならこの点に気をつけよう!

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高齢の親にやさしい家づくり

年老いた親が暮らしやすくなる家とは?

歳をとると、足が上がらなくなって躓くことが増えてしまうといいます。
たとえ家の中であったとしても、転倒してしまうと骨折をしたりその後の後遺症によって不自由な生活を強いられてしまうこともあるでしょう。
親の家をその後も長く住みやすいものにリフォームしようというのなら、見た目やデザイン性を高めるのではなく高齢者が暮らしやすいように配慮したつくりにすることをおすすめします。
たとえば階段やトイレに手すりを設置しておくこと、躓き防止のために段差のないつくりにしておくこと、可能であれば廊下を広げて車椅子が通れるようにしておくことなどが挙げられるでしょう。
そして出来ることならお風呂やトイレ、台所や寝室などを1階部分にして階段の上り下りをしなくても生活ができるようにしておくといいかもしれません。

安心も手に入るお得な優遇制度を利用しよう

それぞれに条件はあるようですが、条件を満たしたリフォームを行った場合に受けられる優遇制度というものがあるようです。
地方自治体によって若干の違いはあるものの「バリアフリー」や「省エネ」「耐震」を目的としたリフォームを行った際には税金の一部が戻ってくるというのです。
ただしこれらの優遇制度は先の「住宅ローン控除」と同様、自分が所有しながら居住用として利用している物件に関してだけ適応されるものなので親名義の家を子どもがリフォームするという場合には除外されてしまいます。
こうした諸々の問題点を解決しつつ親が暮らす家の機能性が上がるようなリフォームをすることができれば、離れて暮らすしかない場合でも安心することができるかもしれません。


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