親名義の家をリフォームするならこの点に気をつけよう!

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リフォームをするきっかけと注意点

住宅ローン控除の対象にならない

そもそも「住宅ローン控除」とはどのようなものなのでしょうか?
その対象になるのは自分が所有している物件であることと、それを居住用に使用しているかどうかだといいます。
そのため親名義になっていて親が暮らしているという家をリフォームする際、金融機関からお金を借りるのが親であれば「住宅ローン控除」の対象となりますが、子どもがお金を借りたとしても対象にはならないのです。
いくら子ども時代を過ごしていた思い入れのある実家だとしても、法的な名義が親になっている以上は自分の家ということにはならないのです。
「他人名義の家のリフォーム費用」という扱いになってしまうため、ローンを組んだとしても所得税からの控除を受けることができなくなってしまうといいます。

贈与税に注意しよう!

親の持ち家である実家は子どもにとって思い出深い貴重な時間を過ごした大切な家であることが多いでしょう。
その後、成長して大人になった子どもが費用を負担してリフォームをするというのは何よりの親孝行になるかもしれません。
しかし名義が親になっている以上、たとえ親子であろうとも自分名義ではない家のリフォーム費用を負担してあげるということは、贈与にあたってしまうのです。
そうなると親に贈与税が課せられてしまいますので、せっかく親の家をリフォームして快適に暮らしてもらおうという子どもの気持ちとは裏腹に経費がかさんでしまうのです。
お得にリフォームをしたと言うためには、この贈与税を払わずに済む方法を考えなければならないということになります。
ここからはできるだけ費用を抑えてお得にリフォームをするための方法について見ていきましょう。


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